国際協議会の第1日目(2009年1月19日)
2009-10年度RI会長ジョン・ケニー氏(John Kenny,スコットランド・セントラル州 グランジマウスRC所属)は、「ロータリーの未来はあなたの手の中に」"The Future of Rotary is in your hands"を発表しました。
ロータリーを始めたのは、ポールハリスです。そして、ロータリーの基礎にサーヴィスをすえたのは、アーサー・フレデリック・シェルドンです。Service(※サーヴィス)は奉仕と訳されているが、意味が違います。「サーヴィス」は相手のことを思い、相手のためになるような行為、相手をおもんばかった行為です。奉仕、仕え奉ることとは概念が同じではありません。「サーヴィス」の心がけはどんな時でも大切で、例えば家庭でも大切です。相手の事を思う行為は、よい家庭、幸福な家庭につながります。
ビジネスでも「サーヴィス」の心がけは、シェルドンの言葉を借りれば、「永続的な顧客を得る道」であり、信用を増して、「繁栄への道」です。ですから He profits most who serves best「最も良くサーヴィス(奉仕?)する者 最も良く報われる」というモットーが生まれるのです。「彼は自分のことしか考えない行為、サーヴィスを心がけない行為、それは一時的にはよくても、破滅への道だ」と断言します。